TradingView(トレーディングビュー)という トレーダーの間で重宝されている チャートサービスがあります。
TradingViewでできることは非常に多く、私BBBも毎日のように利用しています。
そこで考えるハリネズミでもTradingViewの実践的な使い方について記事を書いていこうと思います。非常に基本的な使い方についてはちょっと検索すればすぐに出てきますし、そもそも調べなくても実際に手を動かして触っていく中で自然と覚えられることですので記事をわざわざ書くつもりはありません。
(ついでに書いても楽しくないですしね)
ただ実践的な話をする前に「TradingViewとはそもそも何であるのか」と「なぜオススメなのか」だけは簡単に書いてまとめておきます。
TradingViewとは?
TradingViewとはブラウザ上で動作するチャートサービスです。様々な金融商品や仮想通貨のチャートを、インターネットに繋ぐことのできる環境があればどこでも見て、触ることができます。
下にTradingViewのチャートを貼り付けました。
画面を触るだけでチャートをぬるぬる動かすことができます。直感的に触ることができることが何よりの強みです。百聞は一見に如かずです。試してみてください。
これはBitMEXのXBTUSDの4時間足です。
(チャートのサイズはスマホに合わせています。自動でサイズが画面サイズが合うモードにしたところレスポンシブ対応できず画面が崩壊したためです。誰かたすけてください!)
ぬるぬる動かすことができたと思います。この使い勝手の良いチャートがTradingViewの何よりの特徴です。
さらに個人的に私が良いと思う特徴が3つあります。
特徴① 豊富な銘柄
TradingViewでは豊富な銘柄を触ることが可能です。ほとんど世界中のあらゆる金融商品の値動きと出来高をチェックできます。
- 株式
- 為替
- 商品
- 金利
- 仮想通貨
といった一般的な情報はもちろん、VIXやVIX関連のETN、特定の仮想通貨取引所のFundingRateを算出するための情報といったニッチなものまで網羅しています。
ここまで豊富な銘柄が揃っているチャートツールは世界でTradingViewだけです。
特徴② 柔軟な分析が可能
2つ目は分析ツールとして優れていて柔軟な分析が行えることです。
テクニカル分析や株式のスクリーニングが行えます。
特にテクニカル分析では既存の分析を当てはめるだけでなく、TradingView独自のpine scriptという言語を用いて、自由度の高い柔軟な分析を行うことができます。
OHLCV(始値、高値、安値、終値、出来高)+αを使ったロジックであれば、TradingView内の情報で完結して分析が可能であるため、非常に使い勝手が良いです。
画像はVWAPのソースコードです。パッと見、難しく見えるかもしれませんが意外に簡単です。プログラミングをまったくやったことがない人でも2時間程度で書いてあるものは大体理解できるようになります。
ひとつの銘柄に対する分析だけでなく、複数の銘柄を組み合わせた分析も可能です。
もちろんインジケーターはあくまでもインジケーターでしかないので過度な期待は禁物ですが、上手く使いこなせれば分析を行っていないトレーダーの一歩も二歩も先を行くことができます。
インジケーターへの過信は禁物という話についてはこちらの記事も参考にしてください。
『インジケーターに聖杯などない』
特徴③ アラートでトレーディングを支援
3つ目の特徴はアラートを出すことでトレーディングを支援できることです。
自分がトレードしたい銘柄の分析が完璧に行えても実際にトレードに活かせなければ意味がありません。
TradingViewでは、特定のタイミングで自在にアラートを出すことができます。自分が売買したいタイミングや、チャートを詳しく観察したいタイミングを逃さないので、機会損失が少なくなります。
(余談ですが、このアラートを活用してアルゴリズム取引を行うことも可能です)
数えてみたところ、私は現在58個のアラートを設定していました。銘柄は仮想通貨が中心ですが、それ以外のものにもセットしています。
中には1日に一度チェックすれば事足りるものもあるのですが、逐一チェックするのはあまりにも面倒くさすぎます。システム化できるのであればシステム化してしまったほうが無駄な時間を使わなくて済むので、可能であればどんどんシステム化するようにしています。
他にも以下に挙げた特徴は役に立っています。
- バックテストが可能であること
- 相場観やアイディアを投稿できるSNSとしての機能があること
- 他の人のコードを参考にすることができること
- ニュースや番組を見ることができること
有料プランの価値
有料プランのどこに魅力を感じるのかは人それぞれだと思いますが、個人的な意見としては、チャートレイアウトの保存が無制限にできて、飛ばせるアラートの数が増え、アラート設定期間が無制限になるところが素敵だと思っています。
これに価値を見出せるのであれば有料プランに契約することでトレードの質が向上します。
最初から有料契約する必要はなく、無料プランが手狭になってきたら登録するぐらいでよいと思います。
有料プランに契約する方は、こちらのリンクから登録していただくと30ドル分のTradingViewコインがもらえます。TradingViewコインはTradingViewの有料プランの継続時に使えるコインなので、ここからの登録ですと実質30ドル分TradingViewを無料で使えます。
別のリンクからTradingViewにアクセスしてしまうと30ドルもらえる権利が無効になってしまうので、将来的にTradingViewに有料登録する可能性が少しでもありそうな方はとりあえずここからアクセスしておくことをオススメします。
ぜひご活用ください。
まとめ
●TradingViewはいい感じのチャートサービス
TradingViewの最大の特徴はぬるぬる動く使い勝手の良いチャート
次点で、
①豊富な銘柄
②柔軟な分析が可能
③アラートでトレーディングを支援
の3つの特徴がある。
その他便利な機能多数。
上のリンク経由で有料登録すれば30ドル分のコインがもらえる。
以上、BBBでした。