noteやEAの販売に潜むダークサイドの誘惑

  1. 投資全般

みんな大好き有料noteやEA販売は稼ぐことにフォーカスして最適化してしまうとダークサイドに堕ちます。甘い誘惑はすぐそこまで来ているのです。

STAR WARS Episode 1 の中でジェダイグランドマスターのヨーダはこう言っています。

Hard to see, the dark side is.

ダークサイドは見えにくいものだ。
(ダークサイドの誘惑に気がつくのは簡単ではない)

悪徳商材は批判されて然るべきですが、闇雲に批判だけしていても悪は世に憚るばかりです。
詐欺への注意喚起は他の人に任せるとして、ここでは視点を変えて悪徳商材がなぜ生まれるのかを売上最大化という目的達成の観点から読み解きます。

悪徳商材がなぜ生まれてしまうのかを理解することで、悪徳商材の持つ特性がわかり、特性がわかることで騙される確率も減るはずです。

今日はnoteやEAの販売につきまとう悪徳商材の問題や、ビジネスモデル上の重大な欠陥について書いていきます。

noteやEAとは?

noteとはコンテンツを中心にした個人投稿型のプラットフォームであり、ブログとSNSの中間に位置するような媒体です。
https://note.mu/
個人が簡単にコンテンツを投稿できるとともに、有料で販売することもできるので注目を集めています。

EAとは、MT4というFX取引ツールで動く自動売買ソフトウェアのことです。その歴史は長く、2004年にリリースされてから現在まで多くの人に使われ続けています。

投資やトレードにおけるnoteやEAは、売り切りの商品として販売されています。どこの馬の骨かもわからない個人が出している商品であること、買うまで中身を見ることができないという性質上、「当たり」を引くことができるかどうかはギャンブルになりがちです。
匿名で、売り切りで商品を販売でき、射幸性が高いという特徴がnoteやEAにはあります。

一部の人が出しているコンテンツには素晴らしいものがありますが、私の主観では特に高額商品で価格に見合ったコンテンツは非常に少ないように思います。
ありがちなのは価格が安いコンテンツのほうが中身があるパターンですね。
数万円のnoteを買うぐらいなら、その分野に関連する本を数冊買ったほうがためになる可能性はずっと高いです。
高額noteを買う前に立ち止まって無料のコンテンツを漁ったり本を買いましょう。

なぜゴミが多いのか?

さて、noteやEAにはゴミが多いと言われることはあっても、なぜゴミが多くなってしまうのかが語られることはほとんどありません。

なぜゴミが多いのでしょうか?

答えは販売形式=ビジネスモデルにあります。
売上を最大化するために最適化された行動を取ると、必然的にゴミを販売したほうが儲かってしまうのです。

ここからはわかりやすいようにnoteの例を取り上げますが、EAにもまったく同じように当てはまります。
noteを販売する側の立場になって考えてみましょう。
売上を最大化するためには何をするべきでしょうか?

考えてみてください。

簡単ですね!

・できるだけ高い金額で
・できるだけ多くの人に
・できるだけたくさんの商品を

売ることで売り上げは増えます。

ダークサイドに堕ちきったつもりで考えてみましょう。
目的を売上の最大化と置いた場合、私だったらこんな作戦を練ります。

1.3日後にこんな商品を販売するとPRを行う。とにかく雰囲気をぶち上げる
2.値段は5万円で、1日、もしくは2日だけの期間限定で販売することをPR
3.別の商材で1、2を繰り返す

基本路線はこれだけです。
コンテンツは重要ではありません。その時の時流に沿ったものであれば何でもいいです。

購入者にできるだけモノを考えさせないようにしましょう。考えてしまうと購入を躊躇してしまいます。あとはここに軽く塩コショウを振って、途中から値上げしたり、数量限定にしたりしましょう。

とにかく必要なのは雰囲気をぶち上げることです。

商材は本当に何でもいいんです。
例えば投資系ですと、適当にパラメータを複数用意して最適化させた投資戦略を作り、 その投資戦略にいい感じに合わせた損益グラフを作ります。
そしてこの投資戦略でこの損益が実現できました!と言うだけでも十分です。
実際に運用することを考えないパラメータ最適化であればちょっとプログラミングをかじったレベルでできます。
この作戦であれば本当に良い戦略である必要もないので大量生産が可能です。

後から投資戦略が破綻したとしても知ったことではありません。相場が変わったから機能しなくなったのか、それとも元々インチキだったのかは証明のしようがありません。

※良い子の皆さんはこんなことをやっちゃダメですよ。

このようにnoteやEAのビジネスモデル上、最適化された行動を取ってしまうとダークサイドに身をやつすことになります。

ではどうすればこういった悪徳商材を回避できるのでしょうか?

悪徳商材から身を守る方法

以下の条件に多数当てはまるものはクソゴミnoteの可能性があります。

  • 雰囲気で推してくる
  • 高額
  • 期間限定
  • 数量限定
  • 販売者の口調が断定的
  • 考える隙を与えさせない
  • ソリューションの内容よりも、成れるビジョンをアピールする

※これらの特徴を持っている商材が全部詐欺なわけではありません。
 価値に見合った金額であり、高額なものもたくさんあると思います。

ここで挙げた特徴は、匿名の売り切りで商品を提供でき、買ってからでないと中身がわからないというnoteというプラットフォームと、商材の持つ射幸性の高さから演繹的に導き出したものです。

ちなみに演繹的思考法についてはこの記事でも軽く触れているので参考にしてください。
『インジケーターに聖杯などない』

まとめ

●ダークサイドに堕ちたほうがnoteを使った売上の最大化はしやす

●悪徳商材屋の一番の特徴は雰囲気をぶち上げること

悪徳商材屋目線でいかにお金を巻き上げるか考えることは自衛につながる

以上、BBBでした。

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