NFTトレードあるある20選

BBBです。

NFTを購入する目的はたくさんあります。
好きなデジタルアートを手に入れるため、好きなクリエイターを応援するため、NFTに付随するユーティリティを得るため。そして値上がりによる売買益を狙うため、etc……。

NFT購入の目的として利益を狙うためと回答する人は多く、2021年10月に私が行ったアンケートによると上位3位は

1位:売却による利益を狙うため(67.5%)
2位:良い作品を蒐集するため(48.2%)
3位:新しいトレンドを触るのが好きだから(44.6%)

となっています。

売却による利益を狙う――要するにNFTトレードです。
今日はNFTトレードあるある、NFTトレード悲喜こもごも、あるいはNFTトレードに関するTipsを紹介します。

1.儲からない

最初から夢をぶち壊してしまい申し訳ないんですが、NFTトレードは本当に儲かりません。
構造的に難易度が半端なく高いんです。

仮想通貨を触っている人であれば、「仮想通貨を購入するときには販売所ではなく取引所で買え」というアドバイスを聞いたことがある人は多いと思います。販売所は取引所に比べてスプレッドが非常に広く、不利な値で約定してしまうためです。販売所は基本的に使うべきではありません。

実際に某企業の販売所で1円分のBTCを販売所で購入してみたところ、取引所で購入するよりも約3%不利な価格で約定しました。購入した瞬間に資産が3%目減りしてしまうなんてとんでもないところです。

ではNFTの場合はどうでしょうか。
代表的なNFTマーケットプレイスのOpenseaでは2.5%、LooksRareやX2Y2といったところでも2%の取引手数料が徴収されます。0.075%や0.1%のTaker Feeの高さに泣き、ブーブー文句を言っている仮想通貨トレーダーから見たらNFTマーケットプレイスの手数料は信じられないぐらい高い手数料です。

これだけでも高いのに、それに加えてEthereumチェーンでNFTを触る場合には高額なGAS代がかかります。込み具合によりますが100ドル以上かかることもザラ。仮に0.1ETHのNFTを購入するときにGAS代が100ドルかかったとしたら、NFT費用に対するGAS代の割合は30%弱です。(4/6時点の時価で計算)

また、NFT製作者に入るFeeであるロイヤリティも重くのしかかります。ロイヤリティは5~10%の間いで設定されていることがほとんどです。ロイヤリティの仕組みはクリエイターやアーティストに利益をもたらすことのできる素晴らしい仕組みですが、それはそれとしてNFTトレーダーの成績を悪化させる要因のひとつです。

さてここで問題です。

仮にOpenseaで0.1ETHのNFT(ロイヤリティ5%)を100ドルのGAS代を支払って購入するとしましょう。
このNFTを同値撤退ラインで売るためには何ETHで売れば良いでしょうか?

答えは0.138ETHです。

+40%で売却してようやくトントンです。販売所で3%不利な価格で約定したのが可愛く見えます。+40%です。イカれています。
しかもロイヤリティ5%というのは低めの設定値です。10%は少ないものの、7.5%ラインのものはちょこちょこありますし、そういったNFTではさらに難易度が高くなります。
もちろん購入するNFTが高額になればNFTの価格に対するGAS代の割合は低下しますが、多くの方が将来高騰することを願って購入するNFTは1ETH以下のものです。

NFTトレードで利益を上げるとはこういうことです。構造的に強烈なマイナスサムゲームになっています。
もうマジ無理。本当に儲かりません。NFTトレードはやめたほうがいい。

2.売れない

1つ目のあるあるに続いて陰鬱な内容ですみません。
これに触れないわけにはいきません。

NFTには価格がついているからいつでも売れるというのは大きな間違いです。NFTは売ろうと思ってもなかなか売れません。BTCやETHと同じようないつでも決済ができる資産だと考えていると痛い目にあいかねません。

まず前提としてNFTで取引が発生するのは、買いたい人が売りたい人の出している価格に満足して購入ボタンをクリックするときです。当然ではありますが、買いたい人と売りたい人の両方がいなければ売買は発生しません。
Floor Priceと呼ばれる各NFTコレクションの最低価格は、売り手が決めた最低価格ラインであり、その値段で出せば売れるというものではありません。Floor Priceは売り手の空想の中にあるものです。

特に短期的な流行りが終わって出来高が急減したNFTを売るのは至難の業です。大抵の場合は同じように売りたい人が多くなり、Floor Price≒NFTを手放しても良い価格はどんどん下がっていきます。これは売りが売りを呼んでいるのに買い手が不在の状況であり、出来高を伴わずにFloor Priceは加速度的に下落していきます。

投機的に購入しているのであれば、ダメだと思ったら即座に損切が基本です。損切できないと売却不可能の不良債権がwalletの中に無限に溜まっていきます。同値撤退を目指している場合ではありません。まだ損切が可能なうちに損切しておきましょう。

3.買えない

買いたいNFTほど買えません。

慌ただしくマウスを操作してFloorのNFTの購入プロセスを進め、GAS代を支払って祈りを捧げる。
そして無常に告げられる
「Although one or more Error Occurred [Reverted] Contract Execution Completed」

得るものは何もなく、GAS代だけを失います。

そんなことある?と思われるかもしれませんが、人気のNFTをFloor付近で購入しようとする場合は頻繁に発生します。私が今まで無駄に払ったGAS代は1万ドルを軽く超えるはずです。

こんな感じです。

本当に本当に腹立たしい。
NFTトレードをしていて一番嫌な瞬間です。起きたらFloorが崩壊していたときよりもキツいです。
おうちかえりたい。

4.いつも眠い

身に覚えがある人は多いのではないでしょうか。

NFTで取引が活発になるのは、MintのタイミングやRevealのタイミング、もしくは何らかの発表があったタイミングです。こういったイベントは主ににアメリカ時間の日中や夕方に発生します。
日本時間だと24時~28時ぐらいがゴールデンタイムです。

見逃したくないイベントがあるから午前3時に目覚まし時計をセットするなんてのはよくある話。そのせいでNFT戦士はいつもおねむです。

余談ですが、価格がPumpしがちなタイミングも午前1時~午前3時ぐらいに集中しています。特にNFTで短期トレードをしたい人はこの時間帯は絶対に起きていましょう。

NFTマーケットプレイスからのメールで自分がListしたNFTの売却を知るのは非効率的です。そもそもメールは後から振り返りにくいですし、NFTトレード的にはよろしくありません。

他のwalletの動向やFloor PriceのチェックをDiscordに通知を飛ばす形で行っている人は多いと思います。自分のwalletもウォッチ対象にしてしまいましょう。

Transactionをいくつかのパターンにわけて、パターン別にDisocordに通知を飛ばす設定にしておくと便利です。

6.Reveal前に売却したNFTの開封結果を見ると後悔する

NFTコレクションは大抵の場合、Revealの後に価格が暴落します。30%程度落ちるなんてザラです。ケースバイケースではありますが、レアなNFTが当たるかもしれないと思ってギャンブルするよりは、利食い千人力で利益を確定させたほうがNFTトレードの視点では賢いと個人的には考えています。

そのためNFTトレードを行っていると、中身を見ずに売却するNFTが大量に発生します。
ここで売却済みのNFTの内容を後から確認してしまうのは危険です。

もしレアなNFTだったら地団太を踏んで後悔することになりますし、そうでなかったとしても性格悪く無意味にホッとするだけで生産的なことは何も起こりません。完全に見るだけ無駄。
元カノのFacebookを見るのと同じぐらい無駄。

と言いつつ、まぁ見ちゃうんですよね。

7.常に100部屋のDiscordに入っている

これも多くの人に当てはまることだと思います。

NFTには専用Discordがつきものです。プロジェクトはどのように運営されているのかや、コミュニティの雰囲気がどんなものであるのかはプロジェクトを見極める上で非常に重要です。そのためDiscordには大抵入っているのですが、そうなると一瞬で無料ユーザーの入室可能上限である100部屋に到達してしまいます。

そのためNFTトレードを行う人は毎日のように古いDiscordから抜けて新しいDiscordに入る作業を繰り返すことになります。通知はひっきりなしに飛んでくるので、自分をメンションしているもの以外はOFFにするのが安定です。

DiscordでメンションをつけてるのにBBBからの返信がないという方は、Twitter上でメンションするかDMしていただけると嬉しいです。すみません。たぶん気づいていません。

8.もっとLooksRareやX2Y2を使ってほしい

個人的なNFT二次流通市場ランキングは、

1位:LooksRare
2位:X2Y2
3位:Opensea
4位:Rarible

です。
使っている人はたぶん共感してくれると思うのですが、LooksRareとX2Y2のほうがUI・UX面でOpenseaより使いやすく、手数料もOpenseaの2.5%に対して2%なので安く、利用によって独自のインセンティブが得られます。最終的にDAOを志向しているのもCoolです。

NFT売買をOpenseaで行わなければならない理由はありません。もっと多くの人がLooksRareやX2Y2を使えばいいのにと思っています。

9.購入するときは5個か10個購入する

NFTを2つ購入して、価格が2倍になったら1つを売り原資回収。もうひとつはお気に入りだったり将来の派手な値上がりを期待して保有したままにしておく、という言説を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
私も以前そんな内容を書いた覚えがあります。

結論、2個では不十分です。全然足りません。

手数料・ロイヤリティ・ガス代の3つのコストがあるため、NFTを2個購入し、価格が2倍になったときに1個だけ売却しても原資は回収できません。

NFTトレード的には5個か10個購入することをオススメします。

5個や10個購入しても問題ないと思えるぐらい流動性がありそうなものに資金を投入することになるほど地雷を踏みにくくなります。また5個なら価格が70%上がったときに4個売れば原資を確保して多少のお釣りが来ます。これが2個だと140%価格が上がってくれないとペイできません。2.5倍です。相当にハードな条件です。

※NFTの購入価格を0.1ETH、GAS代を100ドルとして計算

10.オファーは基本的に無視する

オファーはしょっちょう飛んできますが、オファーを受け入れたことは一度もありません。オファーの多くは何かの手違いでオファーを受けてくれたらラッキーという価格で提示されます。

Listされていないけどどうしても欲しいNFTに対して、Floorよりも高い価格を提示するのがオファーが活用されるシーンですが、そういったケースはほとんどありません。

またオファーが詐欺の起点になっているケースもあります。

ほぼ無視でOKです。

11.エアドロップやフェイクミントはうざい

ゴミがどんどん自分のwalletに溜まっていくことには首がもげるほど頷く人は多いと思います。
Openseaで見る分にはHideに溜まってくれますが、その場合でもゴミNFTの中に本物のNFTが紛れてしまうのでウザいったらありません。

Fake MintはActivity上で見たときにそのaddressの人がMintしたように見えるゴミNFTのことです。この人がMintしているのであれば私もMintしようと思わせて、自サイト上でMintさせることを目的にしています。

たいていの場合は見るに堪えないゴミNFTです。Activityが汚染されるので嫌いです。私は普段自分や他の人のActivityを見るときにはFake Mintを除く設定で見られるサービスを使っています。OpenseaのActivityはFake Mintを弾く機能はないので微妙です。

12.ナントカApe多すぎ問題

NFTの名称にApeを使っているコレクションはたぶん数百は存在します。猿の絵はもうおなかいっぱいです。

流行りのプロジェクトの名声に乗っかろうと二番煎じのプロジェクトが雨後の筍のように発生しています。Apeだけではなく、CryptoPunksやAzukiのパクリも多数存在。

たとえばAzukiのパクリプロジェクトをリストしようと思って3分間だけ調べたところ13個のコレクションを見つけました。

・DEZUKI
・0xzeki
・kidzuki
・Azuki Mfer
・CuteZuki
・GlitchZuki
・Zuki mfer
・Mutant Azuki
・RoyalAzuki
・Bitzuki
・Zuki Ape Yacht Club
・Azuki Kevin
・Pazuki

おそらくこれの10倍以上のAzukiパクリ系コレクションが出回っています。ApeやPunksはさらに多いです。そのため私は「またApe系ね、はいはい」と流してしまうことが多いです。

13.プレセールとパブリックセールは諦める

消耗が激しいのでプレセールやパブリックセールはもう無理。ほぼ買えません。逆に買えたときにはSold Outしなかったり、Sold OutしてもすぐにMint価格割れしてしまいます。

私はリタイアしました。
最初から二次流通市場での売買に焦点を絞っています。

もちろん有力プロジェクトのWLを手に入れてPre-Saleで購入することができればそれがベストです。そういうのができる人はすごいと思います。クラスの中で誰と誰が付き合っているのかをいち早く察知するタイプ。

私は「あの2人別れたらしいよ」と聞いたときに「そもそもあの2人付き合ってたの!?」となるタイプなのでそういう戦場は心底向いていません。みんなWLとかどうやって入手してるの?全然わからない。イルミナティとかフリーメイソンとかそういう世界の話?

耳が遅いタイプの人は私と一緒に二次流通市場で消耗しましょう。

14.気づいたらそれなりの額を寄付してる

チャリティー要素があるNFTはたくさんあります。
そのNFTのテーマに関連した寄付先があるものだったり、収益の一部をどこに寄付するのかをコミュニティメンバーの投票で決めるものなど。

個人的にそういったテーマのNFTが好きというのもあるのですが、そうでなかったとしても色々なNFTを触っていると必然的にチャリティー系のNFTにも参加することになります。

その結果、NFTトレーダーは気づいたらそれなりの額を寄付しています。
これ納税時に考慮するようにできません?

15.クジラには色々な種類がある

この人はクジラだしさぞかしNFTトレードが上手いんだろうと思ってTxを見ると、別に上手いわけではないケースは実は多くあります。よくあるパターンとしては

①ETHをNFTで大量消費しているだけ系(おそらく消費用wallet)
②一発当てたNFTでクジラになった系
➂NFTトレードでwallet残高を増やしている系

などなど。

NFTトレードを集中的に行っている人はそれ用のwalletを大抵用意しているので、クジラの動向を参考にしたいのであれば単にクジラであるかどうかよりも、NFTトレードガチ勢で利益を上げている人(上記の例だと➂)かどうかに着目しましょう。

なお私はNFT系サービスのicy.toolsの定義に倣い、Floor Price換算で500,000USD以上のNFTを保有しているwalletをクジラと認識しています。

16.ファンの熱さが超重要

熱意のあるファンが多いかどうかが価格の面ではおそらく最重要です。

あらゆる情報を見てきましたが結局はファンの熱さが一番です。次点で有力なのはHolder Distribusionでしょうか。それ以外の情報はオマケとして考えるのが良いのかもしれません。熱意のあるファンが多いかどうかをどう見分けるのかはさっぱりわかりません。後からDiscordやTwitterを見ればなんとなくわかりますが、事前に調査するのはかなり大変なんですよね。

とりあえず投機勢が多いコレクションはダメです。

17.1週間前は遠い過去

NFTコレクションは1日に100ほどリリースされています。毎日、下手をすれば毎時間単位で旬のNFTは移り変わっています。1日に何個も新しいNFTを見ることになり、頭の中は常に洪水状態。
1週間前に起こったことは遠い過去の出来事です。

ちなみに本当に有力なNFTへと成長してくれるのは2,000コレクションに1つあれば良い方です。
NFTトレードは本当にやめたほうがいい。

18.コツコツ損切りしてドカンと利確したい

もはやNFTトレードあるあるではなくただの願望。

前述の通りNFTトレードはコストが高いので購入時点でマイナススタートになります。そのためダメだと思ったNFTを迅速に売ることができても損切りになり資産は減少します。

価格が跳ねるNFTは多くないので、NFTトレードを行う人はコツコツと損切りを繰り返し、ドカンと大きく当てるようなトレードを目指すことになります。
熱意の量を見つつ、ダメだと思ったら熱が冷めないうちに購入価格よりも少し上の金額で損切り。
伸びそうなNFTに関しては、流動性を見ながら徐々に枚数を減らしていく。
自分でも保有したい場合は保有用の別walletで購入する。

こんなトレードができればいいなぁと思っています。

19.ETHがすぐになくなる

確かにあったんだ
オレのETH……
まるで天使のように笑って……

りっかし on Twitter: "VRの疑似体験画像は1番最初の攻殻機動隊を想起させる。 https://t.co/d2YXbRmqTD" /  Twitter

20.なんだかんだすごく楽しい

ここまでNFTトレードあるあると銘打って8割ぐらいはNFTトレードの悪いところをあげましたが、それでもNFTトレードを継続している理由はNFTトレードが楽しいからに他なりません。

NFTトレードではそれぞれのNFTにテーマや関わる人の思いを超高速で見続けることになります。気分としては短編小説の投稿作品を毎日読み漁っているようなものです。どこかで見たことのあるストーリーが大量にありつつ、時たま名作に出会えます。

第三者にはまったくオススメしませんが!

最後にこれもあるあるだと思うというものがありましたら、リプや引用RT、もしくは#NFTトレードあるある で投稿していただけると嬉しいです。

以上、BBBでした。

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