できる投資家がやっている複眼思考とそのやり方

  1. ビジネス

BBBです。

今日は投資でもビジネスでも日常生活の中でも役に立つ「複眼思考」のやり方について簡単に書いてみます。複眼思考とは、物事を様々な角度から捉えたり考えたりする思考法のことです。

ここでは例として、投資で今よりも稼ぐという目的を達成するための戦略を作成するときのことを想定して複眼思考を行ってみます。

複眼思考とは?

たとえば、今は年間で0%の収益を上げており、勝ったり負けたりでトントンの状態である。これを年間10%の収益を上げられるようにしていきたい。という目的を掲げるとしましょう。

今やっていることと まったく同じことをし続けて、違う結果を期待することはできません。違う結果(年間10%の収益)を得たいと思ったら、今やっているやり方(年間0%の収益)から脱却しなければなりません。当たり前のことですね。

では違うことをするためには具体的に何をすればよいでしょうか?
「よーし、違うことをするぞ」
と思い立ち、すぐに今までとは異なる画期的なやり方を試すことはできません。できるかもしれませんが、大抵の場合、残念な結果になってしまうと思います。まずやるべきことは「考える」ことです。

なぜなら戦略の組み立てとは、一部の天才たちを除けば、反射的な行動ではなく、意識的な行動であり作業であるためです。行動の前には思考や考察が不可欠です。ではどうしたら違うことを考えられるようになるのでしょうか?

考えるというのはそもそも、新たに入力された情報や以前から記憶に備わっている情報を組み合わせていく作業です。ということは、違うことを考えるためには、違う情報、違う前提をインプットした上で考えれば、自ずとアウトプットも今までとは違ったものになります。同じ人が同じように料理をしたとしても、食材が異なれば、出てくるお皿は変わってくるものです。

ここで重要になってくるのが「複眼思考」です。漠然と考えるのではなく、意識的にいろいろな角度から「視て考える」ことで気づきを得ることができ、新しい戦略立案を行うことができます。

複眼思考には大きく4つのやり方があります。

  1. 的を絞る
  2. 他人の視点を借りる
  3. 今とは異なる状況を想像する
  4. 概念化し一般化する

ここでは4. 概念化し一般化する以外の1~3の具体的なやり方を紹介します。

1.的を絞る

漠然と考えるのではなく、ある特定領域に絞って考えることで複数の視点を持つことができます。

投資で言えば、時間軸を変えてみる、変数を探して変化させてみるといったことがすぐに考えられます。
今までローソク足の1分足や3分足を見てスキャルピングをして負けていたので、

  • 今度は板情報を見て取引してみよう
  • 出来高に注目してみよう
  • 他の取引所との比較を行ってみよう
  • もっと大きな流れを見るようにして日足を見てみよう

といったように的を絞ることで、考えるための材料を飛躍的に増やすことができます。

また個人的なオススメは異なる学問領域を適用させて考えてみることです。
投資家の心理に着目するとどうなるのか、各国の政治に着目するとどうなるのか等、学問領域が異なると考えるための土壌が完全に切り替わります。思いもよらない発見ができるかもしれません。

2.他人の視点を借りる

他人の視点を借りて考えるやり方です。

自分が現在買いポジションだったとしても、もし売っている立場の人だったらこの後にどう行動するか、もしポジションを持っていない人の立場だったらどのタイミングでどう参入するか、といったことを考えてみます。

ポジションの立場だけでなく、資金量なども含めて考えてみましょう。もし10億円を運用していたらどうするか、特定の日付までに決済しなければならない立場だったらどうするか、などです。

また、さらに幅を広げて自分が投資家ではなく、取引所だったら、マイニング業者だったら、PEファンドの人間だったら、といったことを考えてみることも効果的です。

3.今とは異なる状況を想像する

今とは異なる状況、それも極端な状況を想像してみるやり方です。

極端な状況を想像することで、大きなバイアスを意図的に課すことができます。大きなバイアスにかかれば、無意識のバイアスの影響力を相対的に小さなものにすることができます。

トランプ大統領(本物)が “Buy BITCOIN Ringht Now!!” とTwitterに書き込んだ、などといったレベルの極端なもので構いません。いろいろ妄想してみましょう。そのときに誰が何をするのかを考えてみます。

極端な状況が実際に起こり得るかどうかはさておいて、そのときに誰に対してどのような影響が波及し、どのような効果を及ぼすことになるのかを考えることは今後戦略の変更を迫られるときの判断材料になります。

4.概念化し一般化する

言葉通りの意味ではありますが抽象的な話であり、なおかつ説明するとかなり長くなりそうなので割愛します。
簡潔に書くと、個々の状況はどれも特殊事例であり、そのままでは他の状況に適応させることはできません。ここで正しく概念化することで、他の分野や状況に適応可能な知識へと昇華させることができます。といった話です。

まとめ

複眼思考を身につけることで目的達成のための正しい戦略立案が容易になる
●複眼思考は難しい技術ではなく、やり方さえわかればサルでもできる
●やり方は4つ
 1.的を絞る
 2.他人の視点を借りる
 3.極端な状況を想像する
 4.概念化し一般化する

複眼思考はビジネスや投資(トレード)に役立つのみならず、日常生活でも役に立つ技術です。
たとえば自分と異なる立場、考えの人と衝突することがあったとしても、複眼思考を身につけていれば感情にさざ波が立ちません。常に心穏やかでいることができます。

ぜひ活用してみてください。
以上、BBBでした。

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株式会社BBB andCompany代表取締役。本をよく読みます。Twitterでも投資に関する様々な情報を発信しています。フォローしていただけると嬉しいです。

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